
初めて聴いた桐生麻都さんの声は可愛らしくて魅力的でした
佐和真中さんが出演しておられる、乙女向けドラマCD『籠女ノ唄 ~吉原夜話~ 空木編』。
この物語に感動して、「このシリーズ、もっと聴いてみたい!」と思い、他の作品もレンタルしてきました!
だいぶ前の作品ですが、花鏡さまシチュエーションCD「籠女ノ唄」シリーズ全四話がポケットドラマCD R (ポケドラR)さまで配信中です。
— トミダ🌸 (@tomitomo_) 2020年12月25日
注※18歳以上推奨作品です
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>公式サイト⇒籠女ノ唄~吉原夜話~ | 花鏡
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借りてきたのは、桐生麻都さんが出演されている、『籠女ノ唄 ~吉原夜話~ 君影編』です。
桐生さんが、どんな声の人なのか知らず…ただ物語を聴きたくて借りたので、少し不安でした。
物語が始まって、桐生さんの声が聴こえてくると、不安はすぐになくなりました。
可愛らしさのある声に、とっても魅力的なお芝居。
聴き入っている間に、あっと言う間に物語は終わってしまったのです。
今回は乙女向けドラマCD『籠女ノ唄 ~吉原夜話~ 君影編』の感想を書きます。
ネタバレと結末を含みますので、苦手な方はご注意ください。
乙女向けドラマCD『籠女ノ唄 ~吉原夜話~ 君影編』のざっくりしたあらすじ
吉原の大店・小夜月屋の花魁であるヒロイン(聴き手のこと)の髪結いを務める、君影(CV:桐生麻都さん)。
君影は、ヒロインにひとかたならぬ想いを抱いていた。
子どもの頃。
君影は、綺麗な顔の所為で“女の子”に間違われて、吉原へ売られて来る。
君影を買った楼主は、君影が男の子とわかるやいなや、女衒に返品しようとしたが、すでに行方をくらましていて、捕まらない。
騙されたという怒りは、幼い君影に向けられ、酷い扱いを受けるようになる。
誰にも助けてもらえない、日々の中。
君影は「自分の人生は、このまま終わるんだー…」と、諦めていた。
そこへ、まだ幼いヒロインが現れる。
たまたま楼主と一緒に歩いていたヒロインは、君影を見て「この子を買って欲しい」と、楼主に願い出た。
君影を買うということは、ヒロインの借金を増やすことになる。
それなのに迷いもせず、君影に自由を与えたいと言って、微笑んだ。
ヒロインの優しさに心を打たれた君影は、彼女の役に立てるよう髪結いになる道を選んだ。
腕を磨き、大店・小夜月屋への入店を、認められるまでになる。
君影はヒロインの髪を結う時間が、とても好きだった。
彼女の髪に触れる度、愛しさが募ってゆく。
だが、その想いを口にすることは無い…と、諦めていた。
君影とヒロインでは、立場が違い過ぎるのだ。
ところがある日、君影はヒロインと両想いであることがわかる。
言葉にすることはなかったけれど、ずっと2人は互いを想いあっていたと。
「好きだ」と伝えてしまえば、感情を止めることなどできはしない。
人目を忍んで、君影とヒロインは愛し合う。
ところがヒロインに、身請け話が持ち上がる。
彼女の幸せを願って、身を引く覚悟を決める、君影。
「君影の傍にいたい」というヒロインをなだめて、君影は彼女を送り出した。
二度と会うことはなくても、ずっと好きだと約束しながら。
予想外の結末に悶々とするばかりです!!
このシリーズは全部で4作品あるのですが、一番早くからヒロインと想い人が通じあっている内容でした。
微笑ましくも、愛おしい出だしに「そっか。なにか事件が起きても、それを乗り越えて結ばれるんだな」と、確信してしまうほどに。
ところが…ヒロインの身請け話が出ると、あっさり身を引いてしまったんです、君影は。
「なにやってんのー?!」と、思わずイヤホンに向かって叫びそうでした。
だってヒロインは、君影の傍にいたいと切望しているんですから…そこは、粘ろうよ!!と。
彼女の幸せは、なにも吉原の外にしかないってものでもないんですから。
一番初めからラブラブだった分、この結末には悶々としてしまいました。
なので勝手に、この後の理想的展開を妄想してみます。
以下、勝手な妄想です。
何卒ご了承ください。
まさに身請けの手続きをしているとき、ヒロインがつわりの症状を見せる。
身請け相手は、誰の子かわからないのは困ると、彼女の身請け話を白紙に戻す。
楼主・東雲はいつものように、子どもを下ろすよう命じるが、今回だけはヒロインが「どうしても産む」と、言うことをきかない。
先代楼主から、ヒロインと君影の経緯を聞いていた東雲は、毎夜通ってくるようになった君影を、見逃していた。
東雲は君影を呼び寄せ、ヒロインが妊娠したことを告げる。
戸惑う君影に、「どうして今回だけ、アイツが産みたいと切望するのか、お前だけはわかってやれ」と、諭す東雲。
そして。
どうしても産みたいというなら、遊女の仕事はできない。
君影にヒロインの残りの借金を、払う覚悟があるなら、彼女をお前に任せると言う。
君影は東雲の言葉に頷いて、ヒロインの元へ駆け出した。
これからはずっと、一緒にいられると胸躍らせて。
私の理解力が、斜め上に着地してしまったのかもしれないんですが。
なんとなく、楼主である東雲にはヒロインと君影の逢瀬は、バレていたんじゃないかと思います。
小さい頃のヒロインが、自分の借金を増やしてまで買った、君影のことは…きっと先代楼主も驚いたでしょうし、気にかけておられたのではないでしょうか?
それを、東雲にも伝えていて…なんとなく「幸せになるように、尽力してやってくれ」と、頼んでおられるんじゃなかろうかと、思ってしまったのです。
なんにしても、ラブラブな2人でしたから。
例え吉原を出られなくても、“幸せ”と思える時間を増やしていって欲しいなぁ…と思います。